それは肌色
幼稚園の、たぶん年少組の頃だったと思います。
園の帰り、大変異国情緒溢れる服装をした女性を見かけました。
ブルカっていうんですか?
頭から色鮮やかな布をかぶっている、
黒人の女性が、前方から歩いてくる。
自転車のうしろにマルコメ君を乗せていて、
すれちがう瞬間から、
マルコメ君は私の服の裾を
ぎゅーって、握りしめてるんです。
外国人をはじめて見たからかなぁ?
そうでもない気がするんだけどな~
なんて、気楽に思っていたら、マルコメ君が
「はだいろだね」
ってポツリと。
なんだ?と思って待っていると
「ほっぺのいろが茶色のはだいろなんだね」
うわ!
そうそう、そうだよ!
確かに肌色だね!
親バカで結構ですw
もうもうもう、その発想の素敵さに、
ものすごくテンションあがっちゃったのでした。