彼は『不思議ちゃん』
マルコメ君の小学校時代の友達に、Nくんという子がいます。
小学校の間は、とても仲良くしていた友達の一人でした。
Nくんは、有名私大付属の中高一貫校を受験し、見事合格。
地元の公立中学に入学したマルコメ君とは、
春から別々の学校になりました。
6月ぐらいから、だったでしょうか。
Nくんから、しょっちゅう電話がかかってくるようになりました。
当時、バスケ部に入ったばかりのマルコメ君は、
毎日練習でヘトヘトになって帰宅。
夕食をとってお風呂に入ったら、もう半分おねむで、なんとか勉強...
そんな状況で、Nくんから電話。
Nくんの話はだいたい、元気?とか今何してる?とか。
マルコメ君は眠気と戦いながら、なんだかおざなりな返事...
でも、週に1回ぐらい、電話がかかってくる。
電車通学をしているNくん、
電話をかけてくるのは、大抵21時前後。
夜が早い我が家、日によってはマルコメ君は寝ちゃってます。
下手すると、私も寝てたりするような時間にかかってくることも...
私、内心、いい気持ちしなかったんですよね。
20時半にはスマホを私に提出するルールなのに、
Nくんから電話がかかってきたら、渡しちゃうわけで。
それに...
なんでこんなマルコメ君にばっか、電話かかってくるわけ?
新しい環境で、新しく友達できたりしないの?
できないのかもなぁ...
Nくん、ちょっと空気読めないかんじの不思議ちゃんだったし。
小学校の時も、マルコメ君しか友達いなかったみたいだし。
いくら勉強できたってさ。
友達ができないのはちょっとどうなのよ、って思っちゃう。
しかも、寄越してるメール見ると、学校自慢、学歴自慢がそこここに。
公立中に行ってる友達にそんな自慢して、離れていかれるとか、考えないのかな?
その辺が不思議ちゃんなんだよねぇ。
昨日も、Nくんからかかってきました。
土曜日、文化祭に来ない?って。
今週の土曜、マルコメ君の学校は参観日なので、
断ってたみたいでした。
Nくん、またかかってきてたね。って声をかけたら
マルコメ君
「たぶん、学校で友達できないんじゃね?」
「Nはなー、空気よめねーとこが微妙」
母より、なんぼか冷静な返答に、つい苦笑してしまったのでしたw