辞めてほしいヤツが、ついに辞めた日
アイツさえ辞めてくれたら居心地良いのに、と何度思っただろう。
今日は営業Kの最後の出勤日でした。
→表面上は淡々と →上司だって本当は分かってた訳ですよ →次から次に振り回されてる気がする → 辞める直前だろうと客を怒らせる営業K →辞めてほしい奴が辞めることになったらしい。臨時朝礼が行われて、所長から所員に本日のKの離職が伝えられ、 K君ひとこと、って振られて。 最後の最後まで営業Kはやってくれた。 突然の離職で引継ぎも満足にできなかった上、本社にも相当迷惑をかけたらしい。 辞める理由は『母の介護』本当かどうかは誰も知らない。 チマチマとそのお母様の病状について説明した後、 「会社にはご迷惑をかけますが、 会社にとって私の代わりはいますけど、 母にとっては私の代わりはいないのでご理解ください」 ...言い方ってもんがあるじゃないのよ。 ご迷惑かけて申し訳ない、って一言言っておけばいいのに。 まぁそこがKのKたる所以なのですよ。ハァ。 Kが帰るまでの数時間、 ギリギリまで私はKに仕事のお伺いを立てなければならなかった。 いつものごとく、上から目線の責任転嫁オンパレードも、 『あと数時間、あと半日』 っておなかの中で念仏唱えて乗り切った。 最後の最後まで、発注でルール違反したり、 見積クレームが入ったりしてたみたいだけど、 K自身はそれらもどこ吹く風で、もう俺カンケーねーし!とばかりに 意気揚々、ニコニコと帰ってった。 K以外に、まったく問題がない職場ってわけじゃないよ。 ルール守らない人、責任転嫁する人、大なり小なりいるけど。 Kはほんと度が過ぎてた。 アレの顔を金輪際見なくていいと思うと、 それだけで気が楽になる気がする。 パーテーションの向こうで知ったかぶりしてるKの声に 「うざいうざいうざい」って脳内叫び声上げなくていいんだ(大げさ) ちょうど4月最後の出勤も終わった。 月曜から5月。気持ちも新たに頑張ろう。 嫌なヤツいなくなったし!は~!せいせいした!